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犬との遊び

ここまでは、遊ぶことの大切さを説明してきましたが、ここからは『どのように遊ぶのか?』の説明をしていこうと思います。

『犬と遊ぶ』とは、どのような事なのか?

キャッチボールは犬の遊びなのか?

綱引きは?

ざっくりと説明します。

皆さんは、犬同士が遊んでいる姿を見た事があると思います。
そこで考えて欲しいのですが『犬はボールを投げますか?』という事です。
もちろん、ボールを追いかけるのは楽しい遊びの一つです。が、それは犬の遊ぶではなく『人の遊び』に犬を付き合わせている。ということを覚えておいてください。

そもそも、親犬は子犬にボールを投げないですよね?

つまり、ボール遊びは『人の遊び』なのです。
とはいえ、ボールが大好きな犬がいるのも事実です。
しかし、ボールで遊んでばかりいると、他の犬との遊びができない犬に育つ事が多々あります。

理由は説明した通り『人の遊びに犬を付き合わせている』からです。

さて、それでは『犬の遊び』についての説明に入ります。

写真を見て貰えばわかるように『犬の遊び』とは『追いかけっこ』や『取っ組み合い』などの『全身運動』です。

そもそも、捕食動物である犬は狩をして生活していた過去(遥か昔ですが)があります。

つまり『狩の練習』こそが犬本来の遊びなのです。

とはいえ、家庭犬に狩りをさせようとする人も少ないと思いますが。

それでは、どのように犬と遊べば良いのか?

答えは簡単です。『犬のように遊べば良い』のですから。

最初に紹介するのは『追いかけっこ』つまりは、鬼ごっこですね。
一緒になって走り回って、愛犬を捕まえたら今度は逃げる。
これの繰り返し。

とことん体力を使いますが、犬たちはこれが大好きです。

注意点は『追いかけてばかりはダメ』だという事です。

一方的なのは楽しくないですよね?

犬も同じです。
気を付けてください。

次に紹介するのは『取っ組み合い』です。
犬同士で行う『ワンプロ』とも言われる最高の遊びです。

信頼関係を築く上でも最高に重要な遊びです。

一緒に遊んでくれる犬が近くに居ない?

そんなことは気にしなくて良いのです。

自分が遊んであげれば良いのですから。

そもそも、ワンプロができる犬は多くはありません。
理由としては『人が犬に遊び方を教えていない』からです。

本来ならば親犬から教わるものですが、最近は親犬から引き離すのが早すぎる傾向にあります。
ワンプロを知らずに育つのも仕方ないことではありますね。

だからこそ『人が親犬として』遊び方を教えてあげれば良いのです。

教え方は簡単。

厚手の手袋を装着して、犬同士が遊んでいる姿を真似てあげる。
これでワンプロを覚えます。

注意点は「痛くないように噛んできた時は褒める」事です。
『噛む=悪い事』ではないのです。
『悪い事=強く噛む』なのです。

優しく噛んでくるのは『犬の愛情表現』です。
それを叱りつけるのは、犬の心を傷つけます。
ご注意ください。

お互いに慣れてくれば、手袋を装着しなくても楽しく遊べるようになります。

そして、当然のことですが一方的な遊びは楽しくありません。
たまには自分がひっくり返って遊んであげることも大切です。

綱引きも楽しい遊びです。
コットンロープや、古くなったタオルなどでたくさん遊んでください。

注意点は同じです。『一方的な遊びは楽しくない』という事。

3回に1回は負けてあげましょう。

さて、今回はここまでにします。

あまり長いのも読んでいて疲れますしね。

それでは、また。