今回は、柴犬についてよく聞くお悩みの紹介。
①「柴犬はベタベタされるのが嫌い」
これは『柴犬あるある』とかで書いてあるそうです。
誰ですかね?こんな出鱈目教えている人。
そもそも、犬という生き物は、長い時間を人と暮らして来たので「基本的に触れ合うのが大好き」な生き物です。これはどの犬種にも言えます。
なので、柴犬も本来は人が大好きな犬種です。
それでは何故、人が嫌いな柴犬が育つのでしょうか?
答えは簡単です。
柴犬って「ツンデレを拗らせている」子が多いんです。だから、素直になれないんですよね。
「うちの子は人も犬も大好きで、誰にでも尻尾を振ります」なんていう子もいるでしょ?それはおそらく「子犬の頃から沢山の愛情を注がれた」子なのだと思います。
子犬の頃から毎日「抱っこをして、沢山遊んで」溢れる愛情を注げば、柴犬も「デレデレ」になります。
我が家の怪獣「軍太」は、ブリーダーさんに『この子は気難しくて、家族以外にはよそよそしい子に育つと思います』と、説明されました。
ところが、この怪獣はとても人懐っこく、誰にでも寄って行く怪獣(犬)に育ちました。
これは何故なのか?
答えは簡単です。
『私は暇さえあれば抱っこをし、とことん遊び倒し、疲れたら隣で昼寝をさせて、愛情深く育てました』
抱っこをすると嫌がるって?それは演技です。ただの照れ隠しですので、本気にしないことです。
先に説明したでしょ?「ツンデレ」って。
事実、私のパピートレーニング卒業生さんの柴犬たちは、みんな人が大好きな優しい犬に育ちました。
②「柴犬は他の犬と仲良く出来ない」
これも嘘ですね。
私の「お散歩会」の記事を読んでくれている皆様であればご存知の通り、柴犬の生徒さんも仲良くお散歩します。
それでは何故、そんな話が出てくるのでしょうか?
これも簡単に答えられます。
多くの人は「ネットの情報を鵜呑みにし過ぎている」からでしょうね。
だから、子犬の頃から他の犬との距離をとってしまい、仲良く暮らす事を覚えられないのだと思います。
それで『柴犬あるある』なんてものが出来上がって来たのでしょうね。
こちら、子犬の頃の大怪獣「大和」と、それと遊んでくれる黒柴犬「銀太」兄ちゃん。
自分よりも小さい存在に「優しく遊んでくれるお兄ちゃん」に育っています。
ほらね?他の犬とも仲良くできるでしょ?
このように、柴犬だからダメということは一切無く、愛情深く育てれば、どんな犬種でも問題なく良い子に育ちます。
気に病みすぎずに、困ったらプロに相談してみてください。
最近、急に冬になりましたね。
皆様も、体調管理にお気をつけください。
それでは、また。