ちょいと難しい話が続いたので、今回は簡単な話をします。
愛犬の問題行動で困って、トレーナーのところに行くとします。
そして、トレーナーに教わったことを1週間試して改善が見られないような場合は、遠慮なくそのトレーナーに「上手に出来ません。どうすれば良いでしょう?」と、質問をしましょう。
質問をしてもらえれば、我々トレーナーは『それでは、こういう方法はどうでしょうか?』と、別の方法を提案できます。
出来ないことは恥ずかしいことではありません。気にせずバシバシ質問をしましょう。
質問をして、納得のいく答えをもらえれば、そのトレーナーを信じて大丈夫だと思います。
大切なのは『一つの方法に執着せずに、他の方法を教えてもらうこと』です。
引っ張り癖を直したりする時もそうですね。
リーダーウォークとかで効果がない時には、道具に頼るのもとても大切です。
(実際、私はいろいろな道具を勧めます)
リードと首輪だけに執着する必要はないのです。
もしも、トレーナーが一つの方法に執着しているのであれば、そのトレーナーは技術の引き出しが少ないのだと思いますので、別のトレーナーの所へ教わりに行ってみるのも良いと思います。
一つの場所で教わり続けるのも良いとは思いますが、問題行動の改善が感じられない場合はトレーナーを変える勇気も必要です。
病院と同じように考えてください。
自分の病気が改善しなければ、違う病院に行くでしょう?それと同じです。
今は、たくさんのトレーナーが頑張っている時代です。
皆様も自分に合ったトレーナーに巡り会えますように。
最近、暑い日が続きます。
熱中症には十分に気をつけください。
それでは、また。