【 甘噛みの巻 】
トール:兄ちゃん、兄ちゃん!
この前甘噛みがすごい子いて「父ちゃん」が「甘噛みは止めさせましょうね」と言ってたんだけど。
仔犬の頃って、みんな甘噛みするよね。遊びだもん。なんで止めさせるの?
ロキ:良い質問だね。
簡単に説明すると「甘噛みを許している」と、大きくなっても「ボクは人を噛んでも良い」って勘違いをするようになるんだ。
ロキ:そうだね。
小さいうちなら力も弱いから大きな怪我もしないけど、大きくなったら力も強くなるし、歯も大きくなるから、甘噛みでも「人は怪我をする」事があるんだよ。
ロキ:そうだよ。
それに甘噛みを許していると、恐い事になる場合もあるんだ。
「甘噛みから本気噛みになる」事があるんだよ。
トール:えっ!
僕たちが本気で噛んだら「怪我する」と言うより「危険」だよ!
ロキ:だから、
「甘噛みの内に止めさせようね」って父ちゃんが言うんだよ。
トール:そっか。
甘噛みも許しすぎると良くない事になるんだね。
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【 飛びつきの巻 】
トール:今朝父ちゃんに飛びついたら、怒られた・・・
トール:だって、大好きな父ちゃんに「オハヨー!!」って、
飛びつきたいじゃん!
ロキ:36キロオーバーのトールが人にぶつかったら、
人はどうなる?
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【 スリッパの巻 】
ロキ:トール、随分と上機嫌だけど・・・
「ナニ」かじってるんだい?
トール:ん?これは父ちゃんのスリッパだよ!
味は良くないけど匂いが最高なんだ!!
兄ちゃんもどう?
トール:痛いよ!
兄ちゃんかじるのは僕じゃなくてスリッパだよ!
ロキ:トール、お前・・・
先月もそれで怒られてるよね、父ちゃんに。
トール:・・・・・ハッ!
そうだった〜。ど、ど、どうしよう〜?
ロキ:今回はよだれが付いた程度だから、大丈夫じゃないかな?
ロキ:良くはないけどね。
そもそも、おいら達はスリッパを消化できないんだからな。
ロキ:最悪、お医者さんでお腹を切り開くことになるよ!
トール:解った!
じゃぁ、これからスリッパじゃなくてテーブルの足をかじるよ♪
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【 卒業した犬(人)の紹介の巻 】
トール:遂に、僕のコーナーが出来ました!
ロキ兄ちゃんも居ないから自由です!
トール:はーい。
気を取りなおして、このコーナーは「父ちゃん」のレッスンを卒業した犬(人)を紹介します。一回目は、長谷川さん宅「空ちゃん」
トール:空兄ちゃんは、どうして「父ちゃん」のレッスンを受けたの?
空:昔のボクは、やんちゃでね。
お母さんたちを噛んでいたんだ。
空:それで、僕のお母さんは、
「先生」を呼んで僕を正しく育ててくれたんだ。
トール:良かったね。
空兄ちゃんは優しいから人を噛んでいたなんて、想像つかないよ。
空:基本を教えてもらったよ。
人を噛んじゃダメ、いつまでも吠えちゃダメ、とかね。
空:僕は、やんちゃだったから、
「先生」に噛むたびに「ダメだよ」って、
首を掴まれて寝かされたんだ。
空:うん。たたかれたりは無かったから、
人の手は怖くないし、僕は怒られたのが良く解ったな。
空:うん。「先生」は、
お母さんとお話してる時間は長かったな。
空:きっと、お母さんに、
「自信」を持ってほしかったんだね。
空:うん。
「自信の付いたお母さんは、格好良い」からね。
トール:そうだね。
自信のある人って格好良いよね。
空:うん、僕がお母さんたちを噛まなくなったのも、
お母さんに自信がついたからだろうしね。
トール:そうだよね。
自信のある人=僕たちのリーダーって感じがするものね。
トール:ところでさ、空兄ちゃんのお母さんは、
どのくらい「父ちゃん」のレッスンを受けたの?
空:初めは、週一回を2か月くらい。
その後は、回数を減らしていって4か月目位からは月一回になって、合計半年位「先生」には来てもらってたな。
まだ不安だと言いながら。
空:でも、そのおかげで僕は、
お母さんといるのがとても楽しいんだ!
抱っこもしてくれるし!
トール:良かったね、空兄ちゃん。
今は犬友達もたくさんいるもんね。
空:うん、2か月レッスン受けた頃から、
お母さん達は噛んでないし、今ではすっかり仲良しだよ。
トール:今回はありがとう、空兄ちゃん。
昔はやんちゃしていたみたいだけど、今では理想の柴犬って感じの空兄ちゃん。これからも、お母さんと仲良く幸せにね。皆さん、「継続は力」ですよ。
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